残ったいちごで、ジャムとシロップを作りました。
少しだけ余っていたはずなのに、こうして小さな瓶に詰めてみると、それだけでなんだか嬉しくなります。
鮮やかな赤と、ころんとした瓶の形。台所の中に、春の気配がひとつ増えたようでした。

いちごをそのまま食べるのも好きだけれど、少し残った時は、こうして手をかけてみるのも好きです。
今回は、ひとつはいちごジャムに。
もうひとつは、炭酸やお水で割って楽しめそうないちごシロップにしてみました。
並べてみると、同じいちごでも少しずつ表情が違っていて、それもまた楽しいところ。
果肉が残ったやさしい甘さのジャムと、透き通る赤がきれいなシロップ。
どちらも、小さな瓶に詰めたら、なんだか特別なものに見えてきます。
しかも入れ物は、永平寺のだるまプリンの容器。
可愛くて捨てられずにいたものが、こうしてまた台所で活躍してくれるのも嬉しいです。
ほんの少しの“残りもの”から生まれた、春の手しごと。
そんな小さなことが、暮らしを少しだけ楽しくしてくれる気がしました。

