ふと見上げた空が、
少しだけ違って見えた日。
移動の途中や、
何気ない時間の中で出会った、
いくつかの空の記録。

まっすぐ続く道の先に、
大きな雲が浮かんでいた。
どこかへ向かう途中でも、
空はちゃんとそこにある。

見上げると、
思わず足を止めたくなるような空。
白くて大きな雲が、
ゆっくりと形を変えていく。

少しだけ色づいた空。
ほんの一瞬だけ見えた虹に、
なんだか得をした気分になる。

雲の隙間からこぼれる光。
はっきりとした形はないのに、
なぜか目を引かれる瞬間。

空がやわらかく色づく時間。
昼とは違う、
静かな空気に変わっていく。
少しずつ、
一日が終わっていく。
同じ空はひとつもなくて、
だからまた、見上げてしまう。

