窓辺で育てているブーゲンビリアが、
冬の、まだ雪の降る頃に咲きました。
本来はもっとあたたかい場所で咲く花なのに、
こんな季節に色づいたことが、なんだか不思議で。
少しだけ、部屋の中に別の季節が混ざったような気がしました。

やわらかい光に透ける花びら。
外はまだ冷たい空気なのに、
この場所だけは、ほんのりあたたかい時間が流れているようで。

小さな鉢の中にも、
季節がちゃんと巡っていることに気づかされます。
冬の空気の中で、
こんなふうに色づく姿が、なんだか愛おしくて。
気づけば、何度も眺めていました。

いつか、こんなふうに。
たくさんの光の中で、
のびのびと咲く姿も見てみたいなと思います。
今はまだ小さな鉢の中だけど、
それでもちゃんと季節を越えて、咲いてくれたことがうれしくて。

